R30:Thailand WUDC 2020 振り返り① 生活や環境
このブログを読んでいただいている皆様、明けましておめでとうございます
始めたころは想像つかないくらい多くの方々に読んでいただけているみたいで驚いてますが、卒業まであともう少し頑張って更新していきたいなあと思います
(書きたいことたくさんあって卒業までに終わらない予感しかないので、卒業しても少しの間は少なくとも続けそうな気がします)
今回はタイワールズに参加してきた感想と、僕自身の経験から感じたWUDCで戦うにあたって大事そうなことをまとめていきます
あくまでも僕自身の9Rに基づいた経験ですので、他のいろんな方の意見などを取り入れながら考えていただけたらなあと思います
(一応Dutch WUDC 2017にジャッジで参加したのですがその時は今よりもさらにポンコツofポンコツだったのでその時の記憶はあまりあてにならない気がします・・・笑)
書いてたらあほみたいに長くなったので3分割してお届けします
―はじめに―
今回はベトナムからやってきて阪大で4年間正規コース(一時留学でない)で学習をしているDo Chau Giang(ザン)という人とチームを組みました。最近だとRyoso Cup DCAだったりJapan BPでジャッジプライズをとったりしてるので知ってる方もいると思いますが、イケイケの人です
Roleはザンが1st/memberで僕がdeputy/whipでした
言語のBackgroundに関していうと、僕は留学したことのないバリバリEFLです。パートナーのGiangは阪大の中で英語を使った授業を何個かとっていたりするので英語が結構上手いです。まあでもNEAOでEFLだったし今回もEFLやろうと思ってたらRejectされてESLになっちゃいました。かなP
WUDCに出ることを決めた春くらい?からちょっとずつ練習とかをして、これまでは7月のDebate Korea Open、11月のNortheast Asia Openとかに一緒に参加してました
成績としてはOpen roundの予選6試合終わった時点で6点、最終的に13点で終わりESLはおろかEFLのブレイクラインにも届かなかった悔しい結果となりました
Tabを見た感じ当たっていた相手は大体8~14点圏のチームが多く、それらのチームはブレイクはしていないものの、自分がブレイクを目指す限りしっかり倒さないといけない相手が多かった気がします
なので下に書くものはそこら辺のレベルと戦うときにどうするのか、って感じになるかとは思います
1.WUDCの環境・生活
2.今回の反省から考察するWUDCにおける戦い方
3.特にOpening / Closingにフォーカスしたお話
1.WUDCの環境・生活
―環境が違うのでシンプルにしんどい(他の海外大会と同じ)
天候・空気・水・時差・ご飯など色んな環境が違うのでベストな体調で戦うのは難しいです
【対処法】
・早入りをして体を慣れさせる
・日本からご飯とか薬をたくさん持っていく
ちなみに来年のWUDCは韓国なのでそんなに日本勢にとってはそんなにしんどくないことが予想されますし、環境に適応できなくても日本ブランドのコンビニとかレストランとかに駆け込めば天国が待っています
(今回のタイWUDCでは定食屋のやよい軒があったのでみんなで足繁く通っていました笑)
―Social eventが多いので体力との相談(ただし無料ご飯が提供されるので行きたい)
ABPとかは比較的近いイメージな気がしますが、WUDCはNEAOや他の大会と比べてイベントが多いです
今回だとPre-welcome Party / Opening Ceremony / Cultural Night / Gender Inclusion Night / Break Night, New Year Party / Championship Dinner(普通に晩御飯を食べる)等々たくさんあります
どれも予選の前の日、予選の日などの夜7~10/11時くらいまで開催されそれからホテルに帰るのに、次の日は6時とかに起きて準備をしないといけなかったりします
これらのイベントにはレジ費ですでに払っている分の無料ご飯が出てくるのでなるたけ参加して節約したいところではありますが、体力と相談しないといけないところかなあと思います
今回のWUDCでは
・大学とホテルが徒歩20~30分くらい
・ほぼ全てのSocial eventが大学開催(Open Final / Farewell partyのみ別会場)
って感じで途中から参加するなり疲れたら帰るなりできたのでラッキーでしたが、年によっては会場とホテルが遠いから参加したら帰りのバスが出る夜遅くまで帰れないなんてこともありえます
―心の落ち着かせ方やルーティーンを持つ
慣れない環境で長い時間を過ごすので普通に緊張しますし、特に最終日は3試合(R7~9)がすべてSilent roundなので空き時間めっちゃそわそわします
落ち着いた状態でベストなパフォーマンスをするために、試合前などの短時間にできる自分なりのルーティーンを持つことは結構大事やなあと思いました
ゲームをする、好きな音楽を聴く、お気に入りの音源を聞く、など何でもあると思いますがいつもやっていることで簡単にできるものを持っているといいと思います
―とにかく楽しんでリフレッシュする(ご飯・お酒・プール・交流・1人の時間【追記:煙草】 等)
上に書いた短時間のリフレッシュだけでなく、根本的にリフレッシュするのも大事だと思います
どれだけ納得いかないジャッジに怒ってたり、上手くいかなくて落ち込んでいたりしても、やよい軒に行っておいしい日本食を楽しんでホテルのプールで泳いで友達と話したら次の日はしっかり元気に試合をすることができました笑
なので特に夜ホテルに帰ってから何をするかは大事な気がします
前にAsian BPに行ったときに似たような海外大会の注意点を書いてるので、それも載せておきますね
http://debate-masao.hatenablog.com/entry/2018/10/26/140006
加えて何点か書くと、
1.電波の確保について
電波の確保の仕方についていくつかあると思うのでそれぞれ注意点を書いておきますね
1)そもそも海外でも通信できるプランに加入する
【メリット】
設定をしそこねて高い通信料を払うことになるとか、Wifiの充電がとか、細かいことをなーんにも気にせずスマホを使えるので便利ですね
【デメリット】
多分めっちゃ高いと思います笑
会社にもよると思うので詳しくはご自身がお使いのキャリア(au, Softbank, docomoなど)のお店に行って聞くなりネットで調べるなりするのが良いかなあと思います
2)無料Wifiで耐える
【メリット】
無料です笑
【デメリット】
・その国でどれくらい普及しているかがわからない(下調べが必要)
・怪しいもの、データの抜き取りに注意
大体の無料Wifiは何かしらの情報を入力するよう要求してきます
かわいいものだとメールアドレスくらいなので捨てアドレスとかを適当に入力すればいいのですが、やばそうなやつだと電話番号とかパスポート番号まで聞いてくるものもあります
対処としては、実はそれらの中には適当な番号を入れても使えるものがあるということです。今回初めて気づいてびっくりしました笑
デタラメな名前・電話番号・パスポート番号を入力してConnectとかを押したら普通につながりました笑
もちろん全部がそういうわけでもないので注意は必要ですが
3)SIMカードを使う
【メリット】
・ポケットWifiの充電を気にしたりしないでいいし荷物も増えない
・設定ミスで元のキャリア通信を使ってしまい高額請求される、なんてこともない(カードを入れ替えるので)
【デメリット】
・事前にSIMロック解除の手続きを忘れずに
機種やキャリアによってSIMロック解除手続きに色んな制限があるので、事前に調べておきましょう。ちなみに僕は事前に手続きをしたのに使えなかったので激おこでした笑
ちなみに今だとSIMフリーのスマホとか2枚入れられるものとかが1万円くらいからあるみたいなので、Amazonで安売りしてるときとかに買っておくと楽かもしれないですね
4)ポケットWifiをレンタルする
ぶっちゃけ僕はこれが一番おすすめです。
【メリット】
・めんどくさい手続きをせずに一番無難に通信が確保できる
・大人数でシェアすればそんなに高くもならない
【デメリット】
・充電の管理がめんどくさい
・荷物が増える
・しいて言えば出国前に借りるのと帰国後に返すのが面倒くさい
みたいな感じですが、SIMが使えるかわからないときはこれが一番いいと思います
2.服の管理について
1)まずそもそも気候を調べる
雨の感じとか最高最低気温とかは調べておきましょう
ここでめーーーっちゃ大事な注意点が2つあるのですが、
1:屋内はエアコンがめっちゃ効いている可能性を考える
外が暑くても屋内は少し肌寒い、とか逆に外はめっちゃ寒いけど中は暖かい、とか普通にあり得ます。後者なら脱げばいいだけですが前者だと地獄が続くのでどれだけ暑いとこに行く場合でも軽く羽織れるものとかはもっていった方がいいと思います
2:出国前/帰国後の移動時を考える
行く先の気候と日本やトランジットで滞在する場所の気候が全く違う場合、そこで何を着るのかを考えていないと移動や滞在が地獄になります笑
今回は日本・台湾が寒くてタイが暑いって感じだったので、行きは着こんでタイについてから薄着に着替えるようにしました
2)洗濯・ランドリーについて
WUDCにもなるとめっちゃ滞在が長いです
今回僕は行きも帰りも台湾で空港泊をする貧困人権侵害ルートを選択したので8泊10日とかいう意味わからんスケジュールになり、衣服の量とかも考えないとなあって感じでした
対処としては、
1:全日程分持っていく
シンプルに荷物は多いですが何も考えなくていいので楽かもしれません
2:自分で洗濯をする
洗濯機があって使えるホテルなら最高ですし、そうでなくても洗剤を持参して水道水で手洗いとかもできます
下着肌着とかはこうやって洗いつつ上着とかは着まわす感じにすると荷物の削減になるかもですね
3:ランドリーサービスを使う
ホテルによっては服を預けたら洗濯乾燥してくれる有料サービスもあったりします
今回泊まったホテルではシャツとか大体の服を1着10バーツ(訳35~40円)でやってくれたのでありがたく利用しました
懸念点としてはどれだけ早く返ってくるかわからないので早めに頼むことかなと思います(僕の場合は最初に聞いた日より1日遅れて帰ってきました)
1回目の生活や環境に関してはこんな感じかなあと思います、何か聞きたいことなどあれば個人的にでもブログのコメントにでもお気軽にください~~