R41:JPDU Spring T Round1 Motion解説
こんにちはです。
今日は大会にジャッジできてるので、Motion解説リアルタイムを目指して頑張ります。
~ルール~
- 試合が全て終わった(と思われる)時間にのみ記事を投稿
- できるだけプレパ時間内に書ききる
Motion
Theme: Education
THR the narrative that going to a prestigious university
is essential for success.
THR the glamorization of continuous self-improvement
(including but not limited to self improvement in
academics, sports, arts) in education.
THW reduce public fundings to universities where
members of oppressed communities are
disproportionately underrepresented as students.
上
THR the narrative that going to a prestigious university
is essential for success.
これは真ん中のMotionにも言えますが、"Glorification of / Narrative of X"がいいか悪いか、みたいなMotionの時は
1.X自体がいいか悪いか
2.XをGlorify すること、そのNarrativeは良いか悪いか
にざっくり分けて論点を整理すると良いでしょう。
あとは、「なぜそのNarrative/Glorificationが発生しているか?」という視点を持つと立論に良い感じに入ることも多いです
1.Prestigious universityに行くことはEssential for successであるか?
【Gov】
- Successって書いてあるMotionあるあるですが、「成功」って人によって違うよねという話はまあできますよね(主婦/夫とか株トレードで生きる人も、会社に入ってなくても成功と言えますし)
- 一般化するなら学業以外に成功する道は数多くある、といえると思います
(Artistとかも含め) - 仮に学業⇒就職Onlyだとしても特に「Prestigious university」に行かなくても良い、ということは言えますよね。
(Oxfordとか旧帝大に行かなくてもいいし)
【Opp】
- 現実的に考えて学業⇒就職が一番給料やキャリアが安定しているし固い
- 転職とか別のことをしたくなっても大学の学歴や就職の経験がSafety netになる
- Prestigious universityに行くことは特に「箔」がつくので大事
とかでしょうか。
2.Narrativeの影響
【前段】
なぜこのNarrativeが発生しているか?というと、おそらく
- 実際の成功体験(Prestigious universityに行って成功した人の発信)
- 企業がより良い人材を欲しいので、より良い大学に行ってほしい
- 全部の人材を見ることは不可能なので、学歴フィルターをかけざるを得ないので必然的に良い大学に行くことは必要になる
とかでしょうか・・・?
【Gov】
- このNarrativeのせいで学歴フィルターや学歴社会がより一層悪化しているといえば、根本の問題は解決するでしょう
- 更に、良い大学に入っていない人・入れない人へのStigmaとかが増えるともいえるかと
(教育資本・貧富の格差など)
【Opp】
- 普通に勉強を続けるの面倒なので、Essential for successくらい強調しないとみんなよい大学を目指さないので生活が良くならないとは言えそうです
- 田舎とかでは特に進学志向が薄いので、こういうNarrativeがあった方が生徒・親の視野や世界が広がるのでChoiceとかBalance outの観点からもよいでしょう
中
THR the glamorization of continuous self-improvement
(including but not limited to self improvement in
academics, sports, arts) in education.
ちなみにGlorification/GlamorizationのMotionでいつも思うのが、
・Encourageする
・Rewardする
の2つのニュアンスがパラレルになってカオスになりがちですよね。
しっかり食い違いを確認したり人のCharacterを分析したりEven ifしたりしましょう
1.Continuous self-improvement in educationは良いか?
多分これ自体はそんなにClashしないとは思います。
普通に「ある程度はやらないと将来の成功とかに関わる」って感じかと。
やりすぎは良く無いしんどい、とかはありますがそれはGlorificationの影響のとこで処理します
強いて言うとしたら、Govから「Self-improvementではなくCommunityとか全体の協調性を考えるのも大事だ」とかですかね・・・?
まあそれも全てバランスな気がするので結局は「それ自体がいいか悪いか」ではなくGlorificationによる影響の話に落ちる気がします
2.Glorificationの影響
Oppの方がわかりやすいのでそちらから。
【Opp】
- 人間、特に子供にはGlorificationが必要
-Short sightedなので目先の楽しさばかり考えてしまう
-LazyなのでしんどいSelf-improvementはしない
-Self-improvementはとにかくしんどい
(努力自体がしんどいのに、短期的に結果が出づらいのが学業やスポーツで、報われた感じがせずすぐにやめてしまう)
Oppの世界ではそれがGlorifyされているので、例えば親とか先生からSelf-improvementを褒められたりするとうれしいですよね。
しかも「Glorifyされていること=すごいことをやっている」という認識になるので、Short termでも楽しさを味わえるのではないでしょうか
【Gov】
- 過度なプレッシャーから子供が押しつぶされてしまう、ドロップアウトとかする
上記子供のキャラは全てGovの話にも当てはまりますよね。
なのでその状況下でContinuousな努力を強いられると普通にしんどいです。
しかも親や先生間の競争心も働いてよりプレッシャーがかかるので、受験戦争とか教育熱心な親とかが子供を押しつぶしてしまう説明はできるのではないでしょうか。
あとこれはできるかわからないという前提でアイディアだけ投げますが、Continuous self-improvementってどこかIndividualizedされているというか「個人の努力・責任」として押し付けられている気がしなくもないですね。
そうすると教育システム全体としての質が改善しない、とかはワンちゃんいえるかもですね
下
THW reduce public fundings to universities where
members of oppressed communities are
disproportionately underrepresented as students.
こういう主語述語目的語が複雑怪奇廻廻奇譚なMotionの時は、
THW do X to A doing Bみたいに考えて
1.AがBをすることは良いか悪いか
2.その状況に対して(政府が)Xをすることは良いか悪いか
って分解して考えましょう。
あとなぜ今AはBをしているのか?そうなっているのか?を考える必要もあります。
(上のNarrativeのMotionと似たようなこと言ってる気がしますね・・・)
1.Oppressed communityからの生徒が少ない大学の存在は良いか?
まあ多分そんなにClashにならない気もするんですが、しいてOppで言うとしたら
- 大学は独立した機関なので自由がある
(とはいえ差別したらFund減らされるのは当然といえばそう) - そんな差別するようなうんち大学にMinorityが行っても入学後により差別されるだけなので、そもそも入らない方が良い
(授業や研究室でのハラスメント・不当な評価など)
とかかなあと思います
が、まあ基本的には大学に行けない、かわいそう!とかがコンセなんじゃないでしょうか
あと強いて強いて言うとしたら、Oppressed communityの中にはSexual identityみたいにComing outしてなくて判別しづらいものもあるので、
「え、どうすんの?アウティングさせるの?無理だよね、そしたらFund減って大学かわいそうなだけじゃない?」
みたいな話はワンちゃんありますね🐶
2.Public fundingを減らすのはよいか?
【Gov】
- 大学にとってFundingは大事なので、Minorityの生徒を増やすモチベを持つ
【Opp】
- よりIdeologically radical/exclusionaryなPrivate actorからのFundが増えて、よりMinorityに対して差別的な大学になる
(個人の金持ち、企業、とか?)
みたいなのはありな気がします
短時間で書いたので雑ですが、こんな感じです!