とあるまさおの討論録(ディベートログ)

とあるまさおの討論録(ディベートログ)

まさおがディベートについて思ったことをつらつらと書いていきます。ご自身の意見等あれば是非コメントしていただきたいです。Twitter→@masaoopen

閑話休題 ~久々に再開しようかと思います~

ふと思い出してブログ引っ張り出してきました(笑)

 

最近なんとなく忙しかったり体調崩し気味だったりでディベートへのモチベ低下気味(当社比)なんですが、

 

やっぱり文章を書くのは好きみたいで

motionの解説なりなんなり書くと楽しいんですね

 

 

なので自己満でもいいからブログの更新再開しようかなあと思います!

 

 

motion解説やクッキーカッターとかの話してもいいんですが浅井さん

(夏セミンゴ2018)

や他の先人の方々の方が詳しいですし

僕がそんなに上手く解説できるとも思わなかったので

自分から書くことは(多分)しないかとお持ちます笑

 

リクエストがあればなんでもします、多分笑

 

 

なのでなにかご希望がありましたらコメントなどにどうぞよろしくお願いします~

R9:嬉し悲しのBP

Japan BPお疲れ様でした。個人的にはジャッジブレイクできなくてまじgriefでした。

 

 

BPジャッジで参加した大会は初めてで、個人的に思ったことをいくつかまとめたいと思います。(一個人の意見ですのでアホみたいなことを述べていても優しく見守るor意見を述べる、に留めてくださるとありがたいです)

 

1,スピーカースコアの揺れが激しい

この点において僕は「low/tie winがダメである」システムには反対です。(特にBPにおいて)

そもそもスピーカーの評価においてはMatterとMannerの両方が用いられるのに、

勝敗に関しては基本的にMatterでしか決められません。

「非常に分かりにくいが実はいいことを言っていたらしいチーム」と「全体としてとてもわかり易く説明がされていたがある1点(反論漏らしでもロジックジャンプでもなんでもよいでしょう)において劣るチーム」を比べる際、

比較した際のチームとしてのケース強さは前者かも知れませんが、スピーカーとしてのパフォーマンスは後者の方が上ではないでしょうか?

(負けているので低いだろうと言われればそれまでですが)

 

特にBPにおいては1位/4位のチームの点数を基準にし、そこから何点差かを考えて付けていくということが多いのでは、と本大会で思いました。

そうするとスピーカーのパフォーマンスが点数として評価されないこともあるのではないでしょうか?

 

 

2,ジャッジの評価ってどうするの?

僕は今回万年パネルでしたのでディスカッションでジャッジングに貢献する形となりましたが、一体どこが評価されるのでしょうか?

間違っているとか制度を変えろなどとは思いませんが、ディスカッションにおける評価の基準を明らかにしなければinitial voteやジャッジの好みによる影響が大きくなってしまうのでは、と思ってしまうのが正直なところです。

 

 

3,ジャッジ時間足りない

こればっかりは仕方ないですね。

ですが自分でも綺麗に納得出来ていない、腑に落ちていない結果を出すのは多少なりとも嫌でした。

経験を積んで、短い時間でもしっかり考えられるようにならなければと思いました。

 

 

4,最終的にジャッジの評価もパラレルになる

バイアスをなくそうと努力しても、最終的に主観が入ってしまう部分はあると思います。

その点においてジャッジの評価が変わり、「そっちの考え方もあるし分かるなあ、でも自分の考え方の方が合ってると思うなあ」ということは発生しうると思います。

困るのはその二つの考え方に優劣がなさそうに思えることです。

 

今回でしたら、R1の「high possibility of a long term reduction」においてGovのBOPに「どのようなデータを元にして行動しているのか」というのは必要か、などでしょうか。

motionから自動的に規定される話や生じるburdenの理解は難しいところです。

 

これも僕自身が未熟なせいだからでしょう、今後より一層精進していきたいです。

R8:BPジャッジはつらいよ

お久しぶりです、ずっと更新をサボってました。(笑)

前回の更新からはノービス・NEAOに出ていましたがものの見事に撃沈しました・・・

「強い人と組むと勝てないんじゃね?」と言われる始末・・・

 

そんなこんなですが、Japan BPとWUDCにジャッジで参加するため最近はBPジャッジを練習しています。

そこで思うのがBPジャッジは「みんなイラってみんな良い」という事です。

 

四チームも比べるのしんどいです。

英語の上手さや見せ方の良さの印象で4位から1位まで余裕で変わります。

イラストの受け取られ方でどこまで示したかも変わってきます。

それこそジャッジの主観に関わってきます。

これはもうジャッジにとって仕方ない事だと思います(もちろん程度はありますが)。

 

じゃあディベーターにとって勝つためには何が大事か?

極論、「分かりやすさ」だと思います。

OpeningならきちんとサイドのBOPを示してそれを果たすことで重要なcontributionである事を示す。

Closingならきちんとメタ的視点から自分たちのサイドの重要性を話す。

 

「WhipもHighlightせずに中身を詰めた方が良い」という方もいらっしゃいますしそれが間違ってるなんていうことはこの若造言うつもりもありません。

しかしHighlightせずに負けた時に文句は言えない、と思います。

 

そもそもどの大会においてもrole fulfillmentの項で明らかに言及されていることをしていない時点でcreditが下げられるのは仕方ないことではないでしょうか?

 

もちろんジャッジとしてニュアンスやメタ的に考えてそのアーギュメントを最大限汲み取ることは必須ですが、正直限界はあるなあと思います。

大会の逼迫したスケジュールの中、5分でdecisionを決め10分で話し合うのは無理です。

 

そのためにもきちんとframeをすることは大事だなあと思いました。